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風邪をひきました報告について考察
なかなか風邪が治らない。
普段当たり前に生活している時には気づかない
不自由を感じて
当たり前の日々が
いかに恵まれた状態であるかと再確認。
健康は素晴らしい。
栄養のある食事を心掛けねば。
ところで
風邪をひいたことを
ブログやツイッターで
書くこと=(通称)風邪をひきました報告
この風邪をひきました報告には
一体なんの意味があるのか。
見た人を楽しい気持ちにはさせないだろうし
誰の事も幸せにしない報告だと思う。
わかってはいるのだけれど
それでもこんな風に書いてしまうのは
要は誰かに心配されたいんだな、と思う。
「大丈夫ですか?」
みたいなリプライが来たら来たで
「大丈夫です!」
と答えるしかなくて困ってしまう。
リアクションがなかったらなかったで
一人ぼっちを余計に感じるでしょう。
全くもって自分勝手ですよね
風邪ひきました報告。
ぐるぐる回って気付くのは
結局は1人が寂しいんだなって事。
きっと誰かにわかってもらいたくて
きっと誰かに気持ちを伝えたくて
そうなるような、そんな気がした。
人はやっぱりどこかで誰かに依存して
拠り所みたいな場所や人を
求めてしまうようです。
本当に面倒くさい、と思う。
僕自身の話です。
ところで
心配されたい心配されたいと
思いながらも
本当に心配して欲しい人に心配された時
「全然大丈夫!」
みたいに強がってしまうのは
何故なんだろう。
これもぐるぐるぐるぐる回って思ったのは
本当に心配して欲しい人には
心配をかけたくないんだな、という事。
自身の事を気にかけてほしい程大切な人には
自分の事で心配な思いをさせたくないのです。
矛盾してるようだけど
わりと確信に近い気がして納得してます。
本当に面倒くさいですね。
じゃあ一体誰に心配されたくて
風邪を引きました報告するのだろう。
うーん。
とりあえず人は1人では生きていけません。
少なくとも僕はそうみたい。
出来ることなら
ツイッターやフェイスブックにあがる内容は
誰かの幸せであれば良いとは思ってはいるけれど
実際幸せだけで出来ている世界や生活ではないから
風邪をひきました報告
肯定してもよいかなあと
少しだけ思えたそんな夜です。
ポカリがしみる。
少しだけ良いことがあったから
明日には風邪、治るようなそんな気がする。
単純だなと思う。
こういう時は馬鹿な方が良い。
明日は晴れるのかな。
おやすみなさい。
whitten by - 森本真伍